空前絶後。

「今日も、明日も、元気つづけ!」

いきいきフィットネスライフ
フィットネスライフアドバイザーの
森口尚子です。

ブログご覧いただきありがとうございます。

タイトルが意味深で、すみません。

この日の気持ちを忘れないように、
記します。

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2021年8月12日 昼過ぎのことです。

午前中の仕事を終え、所要の為
横浜市西区、みなとみらいへ。


主人と長女が、ドライブがてら
車で迎えに来てくれました。


最近運転していなかった私は
少しの距離ですが、主人と運転を交代。
買い物があり、みなとみらい界隈の
駐車場に、車を止めました。

運転席から降りるときは、いつも
隣の車に扉がぶつからないように
気を付けておりるので、隣の車を
見る癖があるのですが、それが
思わぬ事態を生むことになります。

「空前絶後」はこの後。

これまで生きてきた中で、初めて。

隣の車で、人が亡くなっているのを
発見してしまいました。

このあと、ご覧になりたくない方は、
ブログを閉じてください。

私は、この日の気持ちを忘れないよう
記しています。

不愉快になる方がいましたら
申し訳ございません。


隣の車を見たとき、
不自然な光景がありました。


車にハエがとまっている。
しかも、何匹も。


長女が車を降りたとき、
「変なにおいがする」と
発言しました。

長女が発言したときと、
私が隣の車で遺体を発見したときは
同じくらいだったと思います。



死後硬直がすすんでいたご遺体を
見てしまい、目の前が真っ暗に。

そして、大きくショックを受け、
涙が止まりませんでした。

数秒もしないうちに、
とにかく、警察よばなくては・・・
駐車場の管理会社にも連絡しなくては・・・
という意識になりました。



とてもとても不安でしたが、
即行動に移している自分がいました。

偶然にも、隣の車で
人が亡くなっている。



主人と長女も、
かなり気が動転していたので
現場から離れたところに
退避してもらいました。

警察に電話したとき
「事件ですか、事故ですか?」
と聞かれ、すぐわからず・・・

「すみません、どちらかわかりません。」
と言いました。

涙が止まりませんでした。
状況を説明しました。


「すぐ現場に向かいます。
すみませんが、離れたところでいいので
警察到着までその場にいてください。」
とのことで、指示に従いました。


とにかく、涙が止まりませんでした。

こんなに泣いたのは久しぶりでした。

ご遺体が誰なのか、全くわかりません。

ただ偶然、隣に駐車しただけ。


それだけのことです。

ですが、人の死を偶然発見した
「第一発見者」になったわけです。

「早く、警察に来てほしい」

その一心で待ちました。


10分待っても来ず、

15分待っても来ず

通報して16分?くらいだったと
思います。


すごく長く感じました。

突然、大きなサイレンが聞こえ、
警察と消防がきてくれました。



雨がザーザー降っていたので
主人と長女は避難してもらいました。



警察が到着してすぐ、規制線がはられ
その後、私は、警察から30分ほど
事情聴取を受けました。


事情聴取をされている間も
涙が止まりませんでした。

それでも聞かれたことには
全て答えました。

ほどなくして、警察の特殊装備を
された方が何人か到着し、
ご遺体を確認したあと
車の扉をこじあけ、そのまま
車内の撮影をしていました。


このご遺体がどなたかは存じませんが、
この方にも、必ずご家族がいるはず。

そのご家族がきっと、
この方を探しているはずだと思うと
とにかく、涙がとまらなくて・・・・


最後はご遺体を確認し、手を合わせて
ご冥福をお祈りしました。

どうか、ご家族の元にはやく
お戻りになれますように・・・と。


翌日、昼間に警察の方から電話があり
事件性はなく、事故だった、ということが
分かりました。

ご遺族にご遺体を引き渡したという話も
伺い、安堵いたしました。


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この日の夕方は、Studio Chiffonで、
「気ままにトーク」の
ライブ配信でした。

警察の事情聴取のあと間もなくの
スタジオ入りでしたが、
オーナーの青柳志保さんに
今回の空前絶後の一件を報告。

「大変だったね・・・」
「頑張ったね!」と背中をなでられ
また涙が止まりませんでした。


こんな状態で、ライブ配信ができるか
心配していただきましたが、
気持ち切り替え、ライブ配信に
臨んでいます。

よろしければ、ライブ配信の様子
こちらからご覧ください。

ライブ配信の後半で、
今回の一件に触れた言葉を
発しています。


「人生、無駄なし」は、
私のモットーです。

今回の一件では、他人様の死を、
間近で感じることになりました。

きっと、この現場に居合わせたのは
意味があると、そう思いたいです。

辛く悲しく、孤独な死を
目の当たりにしたわけですが
まったく面識がない方の死に
直面したのは、初めてでした。


どうにか、孤独死を防ぐ手立ては
ないかと、考えてしまいました。

「心身ともに、健康であってこそ、
フィットネス」

これは、自論です。

そして、それを提供するために、
ナイス体操を創りました。


私ができることは少ないですが
ナイス体操を軸とした人々の健康支援を
これからも続けていきたいと、
改めて強く思えた、そんな出来事でした。


長文をお読みいただき
ありがとうございました。

季節柄、皆さんも
くれぐれもご自愛ください。